京進スクール・ワン四日市ときわ教室の吉川です。
今月の教室通信で塾生の方にお知らせしましたが、単語練習の方法について新しい取り組みを始めます(当教室独自取り組みです)。
単語練習アプリ「モノグサ(Monoxer)」を導入します。
詳しくはモノグサの公式ホームページで特長をご覧ください。
スマホアプリ上でAIが自動的に難易度を調整して、単語問題を出題してくれます。
複数の塾でもすでに正式採用が決まっており、実績のあるアプリです。
英単語をはじめ、漢字や理社の暗記物の用語なども練習できます。
しかし手を広げると逆に焦点がぼやけるので、当教室では英単語練習のツールとして、主に中学生・高校生で活用することにします。
英語の得意・不得意の二分化がさらに進みそう
たとえば、四日市市内の中学校で2021年4月から使われる新しい英語教科書『ヒアウィゴー』の英単語収録数は約1600語です。
小学校で触れた英単語も合計すると、中学3年生までに約2200語近い英単語を学習します。
そのうち、固有名詞などを除いて、覚え続けてほしい重要な英単語に絞っても、1000語を超えると思われます(下リンク参照)。
1000もの単語を、工夫なしに丸暗記するのには限界があります。
英単語などの暗記練習は、授業外の自宅学習などで毎日行うものになりますが、練習をしたかどうかは生徒さんの自己申告に委ねられており、どのように練習しているかもブラックボックス(=見えない状態)になっていました。
私たちの英語受講生のなかでも、文法は理解できても、単語が書けない&わからないと、結局正解できず、テストの得点には結びつかないケースが多くみられ、例年、頭を悩ませている問題でした。
そのような中での英単語学習量の増加で、より「英語が得意な子」と「英語が苦手な子」の二分化が進む危険が高いです。
単語練習の方法を急速に改善しないといけない。そう考えて、1000個を超える英単語を覚えるためにAIの力を借りることにします。
スマホを敵対視するのではなく、学習ツールとして活用する。
これは、今のデジタルネイティブ世代の子どもたちにはピッタリではないかと。
新学年から今回の取り組みをスタートして、生徒たちの単語力をサポートしていきます。
モノグサの無料版を試してみた
モノグサの評判を聞いて、導入検討時にモノグサをお試ししてみました。
モノグサには無料版と有料版があります。
無料版は誰でもインストールできるので、興味がある方は試してみていいでしょう。
IPhone版もAndroid版もあります。
通知は許可しておいたほうが色々気づきやすいと思います。 |
任意のIDとパスワードを入れるだけで使えます。 メアドは必須ではありません。 |
自分で単語テストを作ることが出来ます(New Book) |
和訳問題 間違えると下に正答が出ます。 |
単語の学習スケジュールは作り直すこともできます。 |
新しく授業で習った単語は、随時モノグサに登録していけば自分のオリジナル問題集が作れる。 |
無料版では、一部の教材を自由に使えます。これで操作感をたしかめるのがオススメ。 |
選択問題では「この中にはない」も出現。 |
難易度に合わせて、下のキーボードの使える文字も変動する様子。 |
つづり練習機能も搭載。スペース入れないと×判定。 |
つづりを書く問題。たぶん一番難しい問題レベルに設定されているのがこのパターン。 |
こんな感じで、教材ごとの実行度合が「見える化」 |
自分で問題を作る時は、上画像のように複数パターンでの作成が可能。 慣れないうちは「単語のペア(つづりと意味)」でいいかも。 |
単語練習の開始日と、進行度の基準を設定できる。 |
進捗度と正解率が自動的に記録されていきます。 一目で「できた」「できていない」がわかる。 |
ひとまずは春期講習から、操作の慣れも兼ねて始めていきます。
細かい運用のしかたを決める必要や、想定していないトラブルなどもあるでしょうが、まずは時代の変化に備え、前もって改善作戦にチャレンジしていくことを大事にします。
英単語の練習に自信がない方は、ぜひこの機会に、私たちの新しい取り組みに参加してみてください。
京進スクール・ワン四日市ときわ教室
住所:三重県四日市市城西町4-21 ときわビル1階東
電話受付時間:15:00~22:00(日曜・月曜定休日)
電話番号:059-329-7664
教室長:吉川(よしかわ)
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