この記事は、塾生の方へ配布している教室通信2024年1月号の特集を再編したものです。
高校3年生の1年間の流れ
高校2年生の方は、いよいよ新高校3年生として進学・就職などへの船出の一年となりました。
上の画像は入試スケジュールの一例ですが、入試方式によって出願時期は9月からスタートするところも多いです。
指定校推薦なら1学期のうちです。
また、高2までの学習状況や資格実績でチャレンジできる入試もあります。
就職の方も1学期が就活時期の中心です。
つまり、進路が決まるまでに1年(12か月)ない、という意識を持つことが第一歩です。
そこで一年の初めに、京進での一年間のサポート体制の流れを紹介します。大きく4種類の基本カリキュラムがあり、生徒さんによって個別対応します。
国公立大学第一志望・私立大学併願入試
この進路を目指す場合、必然的に「6教科8科目」の受験勉強をしないといけません。
2025年度入試から、国公立志望者は「情報」強化の受験が義務化されます。
8種類の学習両立ができる覚悟がある人だけ、チャレンジを勧めています。
なお、総合型推薦などで受験科目を絞れる大学も一部に存在します。
大学で学びたいことや入学したい大学がはっきりと決まっている場合は相談してください。それに沿ったプランで応援できます。
私立大学専願入試
私立大学を第一志望にする場合、3科目前後まで受験対策科目を絞ることができます。
得意科目・不得意科目の偏りがある生徒さんは、早めに自分が戦える科目を選択して、そこに特化して学習量を増やした方が志望校合格につながります。
当教室では例年一番多いパターンであり、2~3科目の範囲で個別指導授業を受講することで全科目サポートが可能です。
短期大学・専門学校入試
ほとんどの場合は推薦入試での受験になると思います。
学科試験も1~2科目となり、試験範囲も高1~高2範囲をしっかり復習した方がよい場合も多いです。
なお、三重短大などの国公立短大の場合は戦い方の詳細が異なるのでその場合はまた相談してください。
就職対策
工業・商業・農芸などの専門系高校の場合はメインとなる進路です。
通常授業は高校評定を高く保つための授業に特化します。
また、教室自習の範囲内で教室長の履歴書・エントリーシート・面接試験指導が可能です。
かつてそのために高校3年間通っていただいた高校生の方もいて、そこまでの期待をいただけるのは逆に申し訳なかったですが、就職活動においても塾をうまく活用していただいたと思います。
志望進路を早めに決めれば決めるほど有利な理由
以上、この4パターンのどれかに早めに決まっていればいるほど、塾はそこに特化して指導できます。
その点で、現・高校2年生の方は進路に関する情報収集と自己分析を進めて、早めに塾へ相談・報告をいただきたいと思います。
特に、推薦系の入試の場合は、早期からの小論文学習・面接練習が運命の分かれ目になると感じます。
入試直前に小論文の練習を始めても、教員側から見ると受験レベルに届いていないスタート地点ということがわかり、さすがに時間が足らないというケースがあります。
また、面接試験には向き不向きもあります。
ご相談いただければ、これまでの状況・経緯を踏まえてどのような戦い方が向いているのかをアドバイスできます。お互いが不幸になるので、このタイプの入試を目指す方は早めに決断をお願いします。
進学校においては、全員一律に国公立大学を受験するように指導しますが、無理に8教科学習を強いられてどれも芽が伸びず中途半端になる受験生も見かけます。
最初から3科目対策に絞った方が良かったかもしれません。この点からも、受験科目を早期に絞ることの重要性がわかります。
進路指導は高校の先生がメインになり、その影響力は大きいと思いますが、塾でもこれまで生徒さんの学習状況や強み弱みを見てきたつもりです。ご相談先の一つに加えさせていただければありがたいです。
直近で意識してほしいポイントをまとめますので、授業の中でまた教えてください。
- 共通テストを高校で受けて自己採点した場合、その結果報告。
- 1月に受けた、返ってきた外部模試の結果報告。
- 志望校に必要な受験科目について、新年度(3月)から塾で個別指導を受講希望するか、自学自習で受験勉強をスタートするかの決断。
中学3年生の1年間の流れ
高校に合格するためには、三重県ではまず中学校の内申点が何より大切になってきます。
(中学3年間の学習をまじめに取り組んだかを重視します)
そのため、当教室の通常授業はこれまでと同じように、3学期の卒業テストまでは学校授業の先取りを進めていくことになります。
言い方を変えれば、入試対策に専念することが1月までできません。
ご想像のとおり、これだけではまだ合格には達せません。入試で志望校に応じた高得点を取る「入試対策」が必要です。
そこで京進では、一般の個別指導塾が手を伸ばせない「5科目の受験レベル指導」「英語リスニング対策」「国語作文対策」「私立過去問対策」「公立過去問対策」「志望理由書・自己推薦書添削」「面接対策」を行うことで、お子様の志望校合格率を格段に上げたいと思います。
これに相当するのが、京進独自の「実戦トライアル」と「入試直前講座」です。
下の画像で年間スケジュールのイメージをいただければ幸いです。
受験生に変わるタイミングは、中3の部活引退後=夏期講習です。
しかし、入試レベルに切り替わるには、まず教科書レベルの知識を固めておかないと戦えません。
そのための総復習のラストチャンスとして夏期講習を行います。
現・中学3年生は現在入試レベルの問題演習を重ねていますが、夏期講習の復習が未徹底だったと痛感する機会が多いことと思います。
その場に立たないと実感できないことは多いのですが、毎年、次の受験学年にはその思いが減らせるように、教室・講師としては指導を続けてまいります。悔いのないようにご受講いただきたいと思います。
実践トライアル講座・入試直前講座の詳細については、また当教室より時機を見て案内させていただきます。新年度もお子様をサポートいたしますので、保護者様におかれましても引き続きのお力添えをお願い申し上げます。
*2024年度の新中学3年生(現・中学2年生)の方は、四日市ときわ教室では早くも満員となりました。この学年の方は、大変申し訳ありませんが最短で高校入試終了後の高校1年コースからのご入塾までお待ちいただかないとなりません。ご容赦くださいませ。
京進の個別指導 スクール・ワン四日市ときわ教室
住所:三重県四日市市城西町4-21 ときわビル1階東
電話受付時間:15:00~22:00(日曜・月曜定休日)
電話番号:059-329-7664
教室公式LINE:https://line.me/R/ti/p/%40smq1787v
教室長:吉川(よしかわ)
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