三重県四日市市で私立中学校・私立高校を擁する海星の最新トピックを紹介します。
（2023.6.28初回説明会内容に基づいて投稿。2023.10.27二回目説明会の最新情報を太字部分で追記）
ダブルデュプロマ科が新設されます！
通称「DD科」です。
2024年4月入学生から募集がスタートしました。初年度の定員は「25名」です。
デュプロマを日本語に訳すと「卒業証書」「卒業資格」「学位」などの意味になります。
それがダブルということで、つまり、国内の学校と海外の学校の両方の卒業資格を得られるというコースです。
具体的には、海星がカナダのブリティッシュコロンビア州とタッグを組み、同州の教育プログラムを海星にいながら受けることができるというものです。
実際に、カナダから先生を複数連れてきて、海星の中に2つの学校（職員室も別々らしい）ができるようなイメージです。
これにより、DD科卒業生は海星高校とカナダの高校のダブルの卒業学歴をゲットできます。
何が良いのかということですが、海外大学の受験しやすさにつながるのはもちろん、国内大学においての「海外」入試枠を使えて、場合によっては難関大学の特別入試で有利に運ぶ可能性があります。
このDD科をまずは高校入試から受付を開始して、ゆくゆくは中学入試の時点でDD科へ進めるように展開していくそうです。
なお、保護者の方には海星の先生（日本人）が担任として進路面談などを行うとのことでした。
海星中学校（6年制）トピック
近年の海星人気にともない、入試の合格ボーダーは若干高くなっています。
それと関連して、昔は多かった野球部などのスポーツ志望の入学生が減り、進学・勉強の進路を希望する生徒が増えてきたそうです。校風やイメージも変化してきそうですね。
2023年4月入学生の入試結果の報告がありました。
77名入学のうち、男子46名、女子31名です。
そして、奨学生選考66名、前期入試7名、後期入試4名の内訳です。
圧倒的に奨学生選考での入学者が多いことがわかります。
前期・後期入試は今後、難易度がさらに上がる見通しです。
海星中への受験は、基本的に奨学生選考を検討してください。
ただし、2024年度入試は募集人数が75名から80名に増えます。
将来的には3桁への増員も目指しているとのことでした。
出願システムが暁・鈴鹿と同じ業者のシステムになるとのことです。
同一のアカウントで複数の私立出願もしやすくなるようです。
海星高校（3年制）トピック
2024年4月入学生の内訳は、全コース合計で男子163名、女子97名です。
国際数理・進学特別・進学の3コース制をとっている3年制ですが、DD科が新設されたことを受けて、この3コースをまとめて「普通科」と呼ぶようになりました。
実質的には従来の3コースと変わらないと考えていただいて良いですが、募集要項などの表記に戸惑わないようにご注意ください。
国際数理・進学特別コースは人気が高く不合格者が多発しますが、一方で進学コースでの受験者数は減少傾向にあります。
海星なりにいろいろな分析をした結果、新しい取り組みとして、進学コースにも理系進路を選択できる理系クラスを新設することが決まりました。
主にスポーツに興味のある男子が医療従事者への進路を考える時の選択肢として想定しているとのことでした。
入試制度の変更点として、コース別で受ける一般入試の名前が奨学金の給付の有無で「Scholarship型（奨学金合格あり）」と「Standard型（奨学金合格なし）」に分かれていましたが、2024年度からはこの2つの区分が消滅して名前が消えます。
具体的には、3コースとも「奨学金合格あり」の入試に一本化されます。制度名称が複雑でもあったのでこの一本化は朗報だと思います。
昨年度入試まで配布していたインターネット出願の説明書を、ペーパーレスにより2024年度からは海星HP上にpdf掲載となる見通しです（12月掲載予定）。
中学校の先生も助けてくれると思いますが、塾でもサポートできますので出願時期になって不安な点が出ましたらご相談ください。
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京進の個別指導 スクール・ワン四日市ときわ教室
住所：三重県四日市市城西町4-21 ときわビル１階東
電話受付時間：15:00～22:00（日曜・月曜定休日）
電話番号：059-329-7664
教室長：吉川（よしかわ）
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