京進スクール・ワン四日市ときわ教室の吉川です。
先日、暁高校の塾向けの説明会へ出席してきました。
今年のトピックを中心に、印象に残ったことを簡単に紹介します。
大学合格実績の自己評価
国公立大学の進学実績が、望んでいた通りの結果を下回ってきており、「大変厳しい現実と認識」しているそうです。
今後の改革の方向性の一つは、入学後のクラス編成にありそうです。
現に、Ⅱ類英進コースでは従来2クラス編成だったのを、今年の2年生から1クラス編成にして、定員も減らしています。
暁いわく、少数精鋭できめ細かい進学指導をするということで、来年度以降の進学実績に期待です。
また、コース全体でも昨年は、指定校推薦を利用する暁生が多かったそうで、三重・愛知など地元私大への進学に偏っている様子です。
暁には、四日市看護医療大学・四日市大学への併設校入試があり、一定の人気があるのも理由の一つと思います。
一般入試を戦う力を養うことと、その力があるからチャレンジしようという気持ちを養うことも、今後の課題と言えそうです。
インターネット出願を新しく始めます
最近、県内の私立高校ではインターネット出願に変える高校が増えてきましたが、暁高校も今回から新たにネット出願を取り入れると発表がありました。
鈴鹿高校と同じシステム業者を採用しているということで、受験生側から見れば、出願時の手続きのしかたにある程度共通性がありそうで、その意味では便利ですね。
入試日が例年と異なり早め
昨年まで、暁高校の入試と言えば、三重県内の私立高校の入試の中でも最も遅い部類に属す日程でした（2月頭などの開催）。
それが、2021年度は入試日を1月27日（木）に設定。
これは、むしろ他の私立高校よりも早い日程になるので、難易度的にも、複数の私立併願で受験する生徒にとっては、いきなり暁高校入試を受けるという点で、心の準備をしっかりしておく必要があるでしょう。
入試範囲は、公立高校前期選抜に合わせる
コロナウイルスの影響で、三重県公立高校前期選抜の試験範囲が一部狭まったことはすでに発表されているとおりです。
暁高校もその動きに合わせて、たとえば数学の場合、従来は三平方の定理の一部範囲の除外だけだったのが、2021年度入試では三平方の定理全範囲に加え、円周角と中心角の範囲も除外するとのことです。
食堂について
プラトンホテルと連携した食堂を利用できます。
今年はコロナウイルスの関係で休業としていますが、来年度は通常通り開きたいということです。
予測できない事態が起こり続けた2020年。
本来の、それぞれの学校の環境をフル活用できる時代が早く来ることを祈ります。
京進スクール・ワン四日市ときわ教室
住所：三重県四日市市城西町4-21 ときわビル１階東
電話受付時間：15:00～22:00（日曜・月曜定休日）
電話番号：059-329-7664
教室長：吉川（よしかわ）
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