京進スクール・ワン四日市ときわ教室の吉川です。
コロナ禍のなか、初めてオンラインという形式で暁中の説明会に参加しました。
来年度入試に関わるトピックを中心に紹介していきます。
中学入試は変更点なし
変更点がないとお伝えするのも大事なお知らせです。
暁の先生が強調していたポイントを中心にまとめます。
理科・社会が苦手な生徒に配慮するコメントがありました。
専願入試で算数・国語の2科目の学科受験方式があるので、この方式で背中を押すようにと、歓迎の姿勢を示していました。
また、中学受験をされる保護者の方から「英検は有利になりますか?」としばしば尋ねられます。
暁中の入試制度は次のとおりです。
- 一般入試では2級以上
- 専願入試では3級以上
上記が、選考において有利になるということです。
専願における英検3級以上は「かなり有利」と声を大にして伝えていたのが印象的です。
学園体制の変更
今年度、理事長を筆頭に、複数の理事が変更になりました。
名古屋工業大学の副学長をされていた方や、三重大医学部の教員OBの方などを招聘されたそうで、医療系だけでなく理系教育全般の強化など、改革に向けての意気込みも語られていました。
指定校枠を積極的に
大前提は、一般入試で最後まで粘ることが基本であることを強調されつつ。
早慶MARCHレベル、関関同立レベルを志望大とする場合、学園としては指定校枠を保有しているので、高校で受ける模試の結果などを踏まえて、第一志望の合格をつかむために確実なものを表立って応援していくという姿勢を感じました。
現在の1コース内での習熟度
暁中はかつてSAC,SGCの2コース制だったのが、現在は1コース制をとっています。
現在の1コース内での学力差への対応について参考となる話がありました。
中1は教科書・授業内容を共通内容として、中2から習熟度別の授業を運用しているとのことです。
考え方としては、入学時点でレベルをキッパリ分けるのではなく、学園として中1の1年間はすべての生徒を一定の目標に置いて授業を進めていき、その結果開いた学力差を、2年生以降にクラスを分けて授業していく、そこが実質的にコース別の指導となっていくという方針です。
入学した生徒全員の可能性をあきらめないという発想は支持したいです。
新教育課程への対応
1点印象深かったのが、国語教育への変更点です。
高校カリキュラム内容で、従来は古典重視の授業量だったのを、新たな課程では現代文重視の授業量に変更したとの発表がありました。
中学入試の国語の傾向でも、熟語、ことわざ、慣用句など、言葉の量を増やすことを求める出題内容を公言しており、長い文章を読める読解力も求めています。
このあたり、暁学園自身が在校生の指導にあたり必要性を感じている部分なのだと感じました。
京進スクール・ワン四日市ときわ教室
住所:三重県四日市市城西町4-21 ときわビル1階東
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教室長:吉川(よしかわ)
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