津田学園の自己推薦が2022年度入試から変更に!(速報)

2021年6月24日木曜日

学校説明会

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京進スクール・ワン四日市ときわ教室の吉川です。

先日、津田学園(高校・中学校・小学校)の学習塾対象説明会へ参加しました。

入試制度上の大きな変更点があります。
高校入試において津田学園のメインでもあった「自己推薦」の内容が変わります。
そこを中心に、津田学園の最新情報を紹介します。

高校(3年制)のトピック

自己推薦は、昔は自己選択選抜と呼んでいた入試です。

  • 英・数・国の3科目で受験できる。
  • 一般入試より早く受験できる。
  • 自己推薦文と集団面接がある(がそこまで難しくない)
  • 併願できる。

こういった点から、受験生には人気のある入試方式でした。

今回、津田学園から発表された変更点をまとめると次のとおりです。

  1. 「自己推薦文」から「自己推薦書」に変更。
  2. 面接は実施しないことに。

1点目は、ただ名称が変わっただけではなく、中身も変わるそうです。
いわく、従来よりも簡易なものに変わる見通しとのこと。
これまでは出願時に「中学時代に頑張ったこと」などを数百字書く必要がありましたが、おそらくさらに字数が少なくなるか、テーマの変更があるのではと予想されます。
生徒の自筆で書くことは変更なしです。

現在わかっているのはここまでです。

面接がなくなったことも考え合わせると、選抜基準がより学科試験寄りになったと言えます。
また、これは私の推測ですが、ここ数年の受験者で自己推薦文や面接内容で足切りになるような人がほとんどいなくなってきたのではとも思います。

つまり、津田学園の求める学力層が一段階上がったことをあらわす象徴的なトピックと言っても良いでしょう。


そのほか、高校の説明内容でトピックと思われることを2つ紹介します。

  • 卒業生の進路で、就職者が専門学校進学者が減り、四年制大学進学者が上昇中。
  • 入学時に納付する施設設備等充実費の費用が減額

かつて総合進学コースの1割以上は就職していましたが、直近の進路実績で1割を切りました。
一方で、4年制大学進学者は過去5年で約15%増加。
学園としては、全コースで80%は4年制大学進学者を目指すという、進学校としての色を明確に打ち出しています。

このことも、津田学園の求める入学者像の変化をあらわしていると感じます。

中学校(6年制)のトピック

中学入試の名称が変更になります。

  • (旧)A方式→(新)専願入試
  • (旧)B方式→(新)一般入試

内容は特に変更ありません。

ほか、取り上げたいこととして、浪人生への応援と、ハードルの高い目標を応援するという学園側の姿勢がうかがわれました。

難関国公立大学の現役合格をもちろん目指すものの、浪人となってもそれをサポートしていく体制、そして、安全志向を安易に取らない進路指導の方向性を強調していました。

小学校のトピック

県内の他の私立小学校よりも入学者数が上回るようになってきたと、津田学園小学校の歴史をふりかえっていました。

津田学園小を卒業した後の進路も触れられていました。

中学進学者の中で、津田学園中への内部進学は約3分の1とのこと。本当は2分の1くらいに増やしたいそうですが。

また、津田学園小の6期生が大学入試をした年との事ですが、過去の1期生~6期生の平均値で約1割の小学校卒業生が医学部に進学しているとの追跡調査の結果も発表されていました。

最終的な進路実績が明確になりにくい私立小学校ですが、今後の参考になる情報となればと思い紹介します。


ときわ・松本地区から津田学園への通塾は送迎バスが便利!


津田学園は桑名市にあるので、特に四日市市南部在住の小中学生からは遠い印象があります。

たしかに地理的には遠いことは否定できませんが、津田学園からは学園の送迎バスが登下校のタイミングで出ており、ときわ・松本地区であれば以下の停留所があります。

  • 三重銀行常磐支店前
  • 日永西
  • 津田第一幼稚園前
  • 青葉町

東名阪高速を使って登校時間に間に合うよう運営されています。

四日市ときわ教室という立地で進路指導していますと、津田学園志望者が今一つ少ない印象がありますが、受験先の一つとして知っておくことをお薦めします。

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京進スクール・ワン四日市ときわ教室 
住所:三重県四日市市城西町4-21 ときわビル1階東 
電話受付時間:15:00~22:00(日曜・月曜定休日) 
電話番号:059-329-7664 
教室長:吉川(よしかわ) 
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