四日市メリノール学院高校 学習塾対象説明会2022年

2022年11月12日土曜日

学校説明会 高校入試 中学生

t f B! P L


京進スクール・ワン四日市ときわ教室の吉川です。

四日市メリノール学院の塾向けの説明会に参加しました。

同席していた富田教室の阪田先生がすでに記事をまとめてくれていますので、私はそれ以外で少しだけ書きます。

育成入試のエントリーは始まっています

昨年度受験した863名のうち、602名(約69%)が育成入試で受験しました。

育成入試メインで受ける高校になったということがよくわかる数字です。
ですので、他の私立高校とは異なる動きで出願することが大事です。

育成入試の今年度のエントリーはすでに始まっています。
(エントリー期間:10/3~12/22)

中学校の3者懇談期間を経てもエントリー可能ではありますが、育成入試は育成入試問題集を買って事前に予習することで結果を出す入試です。

他校より早めに動き出してメリノール対策する必要があります。お気を付けください。

他校とは差別化された指導方針


現在、北勢地区の私立高校と言えばどのようなイメージがあるでしょうか?

  • 基本は進学に向けて指導する。
  • 上位コースは国公立大学を目指す。
  • 高3の3月まで一般入試で粘る。
  • 校内模試の偏差値推移で進路指導する。 など

場所の違いはあれど、各私立高校の目指すところが同じなので、結果的に高校ごとの指導方針の違いは薄まってきているように印象を受けます。

そこを察知してか、あえてか、メリノールはいくつか差別化できる指導方針を発表していました。

  • 進学以外の進路も積極的に応援する。
  • プロスポーツ選手への進路サポートから、民間企業への就職指導もサポート。
  • 国公立や一般入試の受験を無理に薦めることはせず、大学は「総合型選抜」の受験を一番薦めている。
  • 上智大学や南山大学への指定校・カトリック推薦で有名だが、個人の希望を優先するため、無理のその枠を受験生に当てはめて実績稼ぎすることもしない。
  • そのため、日頃の進路指導でも模試の偏差値を底まで意識することはない。

以上の方針からは、明確に、他の私立高校がしなくなっていることをしていこうという決意を感じます。
それは良し悪しの問題ではなく、北勢地区の中学生にとってはメリノールのこの立ち位置が多様な選択肢の提供につながるのではないかと思います。

通信制の新規設置


何よりも今年度最大のトピックは、メリノール通信制の登場でしょう。

今年の中学3年生から受験可能です。
もうエントリーも始まっています。
もうちょっと早い告知があれば、夏に進路決定した中3生のなかにも良い選択肢になったと思われますが、文科省の認可が10月にずれこんだということで、はたして初年度はどうなるでしょうか。

初年度で告知も遅れていますので、初年度受け入れは定員60名の中で積極的に行われるのではないかと思われます。
特に専願は事前面談と当日作文のみですので、熱意でメリノール入学が可能です。
すでにエントリーは始まっており、事前面談も冬のうちに負えておく必要があるのでご注意ください。

ほかの通信制との差別化もしっかりしています。

  • 他県に本部がある広域型ではなく、地元のメリノールが母体の通信制。
  • 当然、他通信制よりも三重県に立脚した、全日制ベースの進路指導の蓄積がある。
  • 校舎に来て対面授業を受けられる、全日制的な登校も可能。
  • 通信制入学後、メリノール全日制への転籍も可能とのこと。
  • 3年間で卒業可能。就学支援金も支給対象。

メリノールの担当の先生がおっしゃっていました。

"塾では熱心に勉強できているけれど、さまざまな理由で学校には行けていない。そんな子も待っています。"

定時制を除く普通科高校進学者のうち、15人に1人は通信制高校に通う時代となりました。

たとえば、朝から学校に通えないからという理由だけで、泣く泣く選択肢がほとんどなかったこれまでの状況に対して、自分の生活や体調にフィットした生活を送れる高校が登場したと言えるのではないでしょうか。

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京進スクール・ワン四日市ときわ教室 
住所:三重県四日市市城西町4-21 ときわビル1階東 
電話受付時間:15:00~22:00(日曜・月曜定休日) 
電話番号:059-329-7664 
教室長:吉川(よしかわ) 
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