全国の小学6年生と中学3年生に実施している全国学力・学習状況の調査結果が発表されました。
載っているページは↓です。
三重県四日市市の状況については、四日市市議会議員の加納康樹さんの次のツイート(あらため、エックセズまたはポスト?)がわかりやすいです。
令和5年度全国学力・学習状況調査結果
— 加納康樹 (@yasuki_kanoh) July 31, 2023
四日市市の子どもたちの平均正答率は、小学校は国語が全国平均同等、算数では全国(及び三重県)平均をやや下回る結果でした。
中学校は国語・数学・英語(一覧表では未記載です)のすべてにおいて、全国(及び三重県)平均以上の結果でした。 pic.twitter.com/FcygWDrgzT
飛びぬけて平均より高いor低いわけではないので、全国的な傾向と大体同じで考えてよいと思います。
国立教育政策研究所がまとめた概要がありますが、この概要がすでに36ページあって読むのに時間をとると思います。
子どもたちの教育に役立つ点をいくつかピックアップしてみましょう。
実践しやすいように、私なりの解釈で言葉も直しています。
情報の読み取りが正確ではないかもしれませんがご容赦ください。
小学生について
国語改善点
1つの情報だけを参考にして答える問題はできるが、2つ、3つ…と複数の情報が問題文に入ると、それをまとめるのに改善点がみられる。
国語対策方針
問題の答えをいきなり出すのではなく、思考を整理してまとめる時間があるとよい。
特に、図・表・グラフを使う経験値を増やす。
算数改善点
小数と図形に改善点がみられる。
算数対策方針
日常生活で見るものを小数に置き換える経験や、問題を解くときに自分で思う数値を仮で当てはめてみるなどの挑戦が必要。
中学生について
国語改善点
「原因と結果」「意見と根拠」「具体と抽象」などの論理に改善点がみられる。
国語対策方針
ふだんから、書ける漢字はなるべく漢字で書く。
習った漢字を、次から日常生活でも実際に使っていく。自分の体験を語るときに、積極的にその言葉を使っていく。
数学改善点
全般的に計算はできるが、どの分野においても「説明する」という力に改善点がみられる。
数学対策方針
与えられた問題を解いた後、新しい問題ならどのように解くか、予想したり振り返ったりする時間がほしい。できるなら、先生へ説明する時間を設けてもよい。
英語改善点
英文そのものを聞いたり読み取ったりする力はあるが、社会的な話題で長文問題が出たり社会的な話題に対して自分の考えを書くときに、改善点がみられる。
英語対策方針
社会的な話題への抵抗感を減らせるような日常生活が理想だが、せめて取っつきにくい話題が出題された時も、それを取っつきやすくするための工夫が必要。たとえば、段落ごとに内容をまとめるなど、長文を段落別に区切って理解しやすくする工夫。
(英語よりまず日本語の問題か?)
質問紙調査結果
子どもたちへのアンケート結果は、子どもの認知と自己評価に頼っているところが大きいため、私からの評価は割愛します。
全国的に注目されたトピックは、下記事にまとまっているので参考にしてください。
京進の個別指導 スクール・ワン四日市ときわ教室
住所:三重県四日市市城西町4-21 ときわビル1階東
電話受付時間:15:00~22:00(日曜・月曜定休日)
電話番号:059-329-7664
教室長:吉川(よしかわ)
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