京進スクール・ワン四日市ときわ教室の吉川です。
鈴鹿中等教育学校(鈴鹿6年制)の学習塾向けの説明会に参加しました。
大きなトピックに絞ってご紹介いたします。
今年の新入生は多かった件
120人の定員に対して、156名が入学したそうで、これは学校側も予想していなかった人数だそうです。
1クラス増やして、教員数も増やしたとのことです。
そこで、2022年度入試から定員に一部変更を行うと発表されました。
医進・選抜コースの受け入れ数を増やします
昨年度までの定員はこうでした。
- 医進・選抜コース 30名
- 特進コース 90名
最近は医進・選抜コースの受験者、合格者が増えてきたので、2022年度入試からこうなります。
- 医進・選抜コース 50名
- 特進コース 70名
全体の120名定員は変えませんが、内訳を変えたということです。
校風にも影響が出てくるかもしれませんね。
医進・選抜コースは医学系だけでなく、難関大学の理系も文系も広く受け入れているコースと考えてOKです。
AO入試で変更あり!
鈴鹿中のメイン入試は「4教科入試」ですが、専願入試の形式として「AO入試」も同じ日に実施されます。
このAO入試の「配点」が次のように変わります。
- (旧)総合問題100点+グループ活動100点=200点満点で判定
- (新)総合問題200点+グループ活動100点=300点満点で判定
総合問題とは、算国理社が1冊の問題冊子に融合した学科試験です。
総合的な学力や常識力、視野や知識の広さを試す内容です。
つまり、これまでよりも学力重視の判定に変化すると考えて良いでしょう。
大学合格実績の課題
進学校に求められるのは、難関大学の確かな進路実績です。
鈴鹿中の先生も認めていることですが、国公立大学の合格実績がここ数年伸び悩んでいるという事実はあります。
2016年度の国公立大学合格者数が70名で、ここが鈴鹿中のピークでした。
その後、ここ数年はおよそ40~45名で横ばい推移しており、学年全体の%では微増傾向にあるとの評価ですが、まだ誤差の範囲内とも言えるでしょう。
2016年度の受験生の模試偏差値を今後は目標にして、過去最高数値を目指していくとの決意を聞くことができました。
一方で、トップ層の実績に隠れ、学校の授業についていくのに苦しんでいる生徒もいると思います。
たとえば、模試の偏差値でたとえるなら、偏差値60以上の生徒層と、偏差値40台の生徒層といった形で、山が2つあると思います。
上位層をさらに伸ばすのと同じくらい、苦しんでいる人を救うことも、学校の力として評価されてほしいです。
ときわ・松本地区からの通学イメージ
学校パンフレットより抜粋します。
湯の山線なら、伊勢松本駅を7:22発の電車で、中川原駅を7:24発の電車で乗れば、近鉄四日市駅と伊勢若松駅を経由して、7:55に平田町駅に到着で登校に間に合います。
平田町駅から鈴鹿中までは徒歩18分。相当数の生徒が歩いて登校しているそうです。
もう一つの手として、スクールバス(片道300円)もあります。
当教室の近くでは「城東町(7:10発)」「笹川中学校(7:18発)」があるので、じゅうぶん登校範囲内です。
電車と違い、乗り換え&駅から徒歩がないのが良いですね。
皆さんの受験、学校選びの参考となればうれしいです。
京進スクール・ワン四日市ときわ教室
住所:三重県四日市市城西町4-21 ときわビル1階東
電話受付時間:15:00~22:00(日曜・月曜定休日)
電話番号:059-329-7664
教室長:吉川(よしかわ)
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