今年のトピックを中心に紹介します。
南山大学との関係について
メリノールと南山大学は「特別協定校」として提携しています。
特別協定校入試というのは、高2・高3で所定の回数の講義を受けてレポートを出すなどの条件を満たすと、メリノールの判断で南山大学合格を出すことができるという制度です。
学部・学科によって細かい条件は異なります。
たとえば法学部法律学科なら「ニュース時事能力検定」を最低4級以上(できれば3級)取得することが条件になっています。
これは民間資格ですが、メリノールでは来年度から学校内でこの検定試験が受けられるようにするなど、特別協定校入試のためのバックアップ体制を整えています。
さて、このような特別な入試で合格をつかんで、はたして南山大学でついていけるのかという不安はありませんか?
メリノールの説明によると、南山大学からの評として、メリノール出身者の学力は確かに入学当初は劣るものの、卒業時点でのGPA(大学の成績評定値)は高い生徒が多いと好印象だそうです。
だから、堂々と自信を持って特別協定校入試で合格をつかんでもらいたいとのことでした。
新奨学金「DAX」(ダックス)創設予定
DAXはメリノールの造語です。
2026年度から新設を考えているとのことで、現段階では概要のみの説明でした。
どんな奨学金かというと、生徒が自主的に始めた活動(研究やプロジェクト)に対して、金銭面の費用を補助するというものです。
いわゆる「博士ちゃん」的な趣味が高じた研究や、キャリアにつながるような地域活動なども対象に入る感じと見受けました。
この奨学金は中学生・高校生共に対象とのことです。
生徒が学びたいことや生徒が行きたい進路を止めず、むしろ応援するという最近のメリノールの理念にふさわしい制度だと感じました。
中学校のバスケ希望者へ
メリノールはバスケ強豪校として有名です。
そのため受験者もバスケ志望が多く、中学3年間を過ごした後は他県のバスケ強豪高校へ外部受験することも止めていません。
学校としては、勉強がおろそかにならないように、勉強ができていないと部活動に参加できないなどの決まりがあります。
勉強時間だけで見ると、バスケ部以外の生徒よりも勉強しているのがメリノールのバスケ部生だそうです。
バスケ部志望者は入学後の覚悟をしておきましょう!
高校入試で、推薦入試の専願と育成入試の専願ならどちらの方が合格しやすい?
よく出る質問の一つらしいです。
明快な答えがありました。
「推薦入試の専願の方が合格しやすい」です。
推薦入試には面接試験もないので、育成入試のように集団面接対策も不要です。
高校入試で変更点あり
育成入試(全日制)と通信制の同時出願ができるようになりました。
web出願画面で、育成入試が模試不合格になった場合、下の3つから選べるようになります。
- 育成入試不合格なら、一般入試を受ける。
- 育成入試不合格なら、通信制B日程入試を受ける。
- 育成入試不合格なら、もうそれで受験を終える。
去年までは一番上の育成→一般のダブル受験という形が一般的でした。
しかし、育成入試が最も基礎学力で解ける入試なので、一般入試はそれより難しくなります。育成不合格者としては辛い戦いになるので、通信制で再チャレンジできる仕組みも用意したということです。
もちろん通信制を望まず、従来どおり一般入試で全日制にチャレンジし続けることも、メリノール受験をあきらめることもできます。
メリノール通信制の「今」
メリノール通信制課程は今年で3年目です。第1期生の受験真っ最中ということで最新の話を聞けました。
1期生は全員で約50名ですが、現時点で3割強が4年制大学受験、3割強が専門学校受験、2割弱が就職希望、1割が4年生進級(通信制なので4年通える)という内訳でした。
気になる大学受験レベルですが、国公立大学を一般選抜で受験しようとしている生徒や、全日制と同じくメリノールと関係の深い上智大・南山大などの受験者もいます。
(なお、通信制においても上智大との高大連携・カトリック推薦が可能です)
通信制は、学力で線引きされた学校ではなく、多様的な生活スタイルを希望する生徒が集う学校なので、受験先のレベルも本当に幅広そうです。
メリノール通信制には、県内の県立高校から学期途中での転学相談も複数あり、年度最初から必ず学年人数が増えるそうです。
入試はA日程(学科試験を伴わないもの)とB日程(学科試験型)がありますが、いずれも「面談・面接結果重視」と説明がありました。
今までの過去は問わず、これからメリノールで何をやっていきたいのかという未来の考えを重視するとのことです。
また、さまざまな生徒が通うので「全員が安心できる学校」であることも重視しています。
面接では、そのあたりのモットーに添えるかも見られると思って間違いないでしょう。
京進の個別指導 スクール・ワン四日市ときわ教室
住所:三重県四日市市城西町4-21 ときわビル1階東
受付対応時間:火曜~金曜の16:00~22:00
電話番号:059-329-7664
教室公式LINE:https://line.me/R/ti/p/%40smq1787v
教室長:吉川(よしかわ)
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