2025年をふりかえって ~教室の通信簿をつけます~

2025年12月25日木曜日

教室の様子

t f B! P L
2025年12月教室通信を再編した記事です。

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京進の個別指導 スクール・ワン四日市ときわ教室の吉川です。

2025年も教室として多くの新しい取り組みを行いました。
それらの取り組みが功を奏したのか、2025年最後の記事として今年1年間をふりかえります。

5科パックのアウトプット強化

5科パックとは、中学生の理科・社会・国語映像授業のことです。

昨年度までは、視聴後に教材フォレスタのPoint!テストを提出して受講の証としていました。
しかし、用語を覚えるだけでは定期テストレベルに仕上がらず、理科・社会・国語の伸び率に課題を感じていました。

そこで、今年度は視聴後にテストレベルの問題演習を挟み、その点数によって合否判定して場合によって復習を行う内容としました。生徒と私の負荷は高まりましたが、現時点では下の表にまとめたように改善が見られました。


まだ年度途中でありデータが不十分ですが、全体としては意味のある取り組みに改善することができたと感じています。

国語が低く出る原因ははっきりしていて、理社が教科書準拠の映像なのに対し、国語は出版社対応していない映像(あくまでも論説文・物語文・詩歌古典などの一般的解説にとどまる)だからです。国語の運用方法に改善余地ありです。

気になることとして、映像授業での合格率と実際の試験結果が一致しない生徒さんが一部います。
映像授業は基本的にセルフサービスです。用語を覚える時と問題を解く時の本気度を高める仕組みづくりを考えていきます。


京進e予備校の導入

高校生の映像授業です。

大学入学共通テストでは6教科8科目の時代ですが、個別指導科目を週2回受講してもフォローできるのは2科目です(数学なら数Ⅰ系と数A系の2科目)。

大学受験の高校生を指導するには個別指導のみでは頼りなく、また、小論文や高校社会科目の指導可能講師に今後不足が予想されるため導入しました。

今年をふりかえると、私の力不足もありこのe予備校の展開は道半ばという評価です。

高校生は部活動をしていると、個別指導授業を受けるだけで時間的に手いっぱいの現状があります。
また、高校でもスタディサプリなどの映像コンテンツが氾濫しており、e予備校まで手がおよばない現状があることが、始めてみてわかりました。

しかし、e予備校は「必ず学習する」(可視化される)という点で、本人の自由に委ねられるスマホコンテンツ(可視化されない)を凌駕します。
私の反省としては、テキスト不要の講座でも指定テキストを用意したほうがアウトプット度が上がり、さらに効果を実感できただろうということです。来年度の展開に活かします。

e予備校では、この冬も共通テスト対策講座などの新コンテンツが続々リリースされています。


これほどの量を個別指導ではすべてカバーできず、合計点で戦う入試でe予備校は絶好の武器です。
年間一括契約の映像授業とは異なり、e予備校は手離れの良い月単位契約のコンテンツです。新年からのスタートもぜひご検討ください。

土曜振替予備日の新設

コロナ禍を通じて欠席日数が増え、従来の振替制度では振り返る日時に無理が生じていました。
そこで土曜日を通常授業日とせず、振替予備日とする発想に至りました。
(受験生対策講座「実トラ」の専用日にしたかったという考えもありました)

やってみてわかったことがあります。
生徒さんが休む場合はその際に翌月の土曜のご都合を伺いますが、講師都合で振替が発生する場合は、生徒さんにお詫びの連絡を行うことが最も大事であり、翌月土曜のご都合まで伺うことはあまりにこちらの勝手が過ぎます。
そのため、土曜ではなく火曜~金曜の平日に振替できるならそのようにしてきました。
1日の半分を振替業務が占める日も依然としてあり、皆様のご理解とご協力により今日まで来ることができましたが、仕事で最も気力を削ぐのが振替だという時期を卒業したいです。

下は、最新の「振替聞き取り用紙」から転載しました。申し訳ございませんがこのような形でひきつづきよろしくお願いいたします。


講師採用強化

昨年までの数年間は講師不足でご迷惑をおかけすることが多く、教室の最優先課題でした。

2025年度は生徒募集予算を削減して、そのぶん講師求人の予算に充てていました。
具体的には、求人大手Indeedへの課金です。課金額が多ければその分露出が増えるという資本主義の権化のような仕組みですが、今年から京進本部が取りまとめてくれたので乗っかかりました。
その結果、今年はIndeed単体で8名も応募が集まりました(例年は2~3名)。結局は資本力でみんなの目にとまることになるのか…と認めざるを得ませんが、講師求人の方法に一つの道筋を見つけられたのは安堵しました。

一方、数年間満席が続き「紹介しにくい塾」だったと思います。その報いとして、先生が増えても今度は生徒募集に苦労します。今年、保護者様からご助言や励ましのご評価をいただくこともございました。心より感謝しております。

今は新規生の方の受け入れを大歓迎です。生徒さんと講師のどちらが欠けても教室運営は成り立ちません。
ただいま京進は最高に入塾しやすいタイミングだと自負しています。このことを地域の方々にお知らせできるよう、2026春は数年ぶりに生徒募集の宣伝を積極的にさせていただくつもりです。新年度に向けてどうぞ塾生のご紹介や入塾のご検討を賜りましたら幸いです。

各種ガイドライン

従来の「感染防止ガイドライン」に加えて、四日市市防災教育センターの助言を受けて改訂した「地震ガイドライン」、9月の豪雨を受けて作成した「豪雨ガイドライン」を揃えました。
それぞれ教室HPの「最新情報」に常時掲示しており、最近の教室通信でも触れましたので詳細は割愛します。
取り組みの一環として始めた防災関連情報は、現在も私に通知が無事届いています。

授業面の改革

教室全体では、講師が授業に集中できるようにシステム面の整備を随時進めました。
今年3月には、教室で使用するIPadと複合機とwi-fi親機を最新機に交換しました。昨年よりはシステム関係のストレスなどを軽減できたはず…。

個別指導方針としては、以前の教室通信でも触れたとおり「先取り予習」のさらなる促進を方針化しました。

特に中学校の授業が遅く、入試までに全範囲が終わるのか(無理に終わらせると思いますが)不安なケースが増えてきたからです。
さっそく、2学期期末テストが追わった今も次の学年末テストや卒業テストの範囲を早期に終了し、余裕があれば範囲を飛び越えて学年の終わりまで一巡するようにしています。

高校受験対策講座「実トラ」では、解説終了後の再テストのクオリティアップを目指し、方法の見直しをおこないました。
翌日の日曜の家庭学習(自学自習)の向上にもつながればという狙いを込めています。また、京進e予備校の中学生向けコンテンツを実トラに一部導入し、効果を感じてもらえれば同じ予備校講師でそのまま入試後も高校e予備校に接続できるようにしました。

先生独自の取り組みでは、途中で学校提出物をチェックする「中間ていいち」の動きも新たに誕生しました。
期末テストでの手ごたえは上々でしたが、講師生徒双方の負荷は高いので、ここは自主的な要望があって実施するものとします。

生徒さんと講師の先生が織りなす創意工夫に勝る改善はありません。教室はその「自主性」が「受け身」に変わらないようバランスを見守っていきます。


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京進の個別指導 スクール・ワン四日市ときわ教室
住所:三重県四日市市城西町4-21 ときわビル1階東
受付対応時間:火曜~金曜の16:00~22:00
電話番号:059-329-7664
教室公式LINE:https://line.me/R/ti/p/%40smq1787v
教室長:吉川(よしかわ)
web予約(24時間受付):https://reg18.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mjqd-maraob-3de8341d99c0daa975f12ed6ea3415de
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京進の個別指導 スクール・ワン四日市ときわ教室の公式ホームページへようこそお越しくださいました。 京進は大手個別指導塾に入りますが営業下手です。 他塾さんほど広告宣伝費を投じていないようで、CMも一切打ちませんし、「四日市 塾」「四日市 個別指導」などで検索しても上位表示されてい...

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